「公団住宅」だけではないURのユニークさとは

地理人(今和泉)は、UR都市機構で「~地図からまちを考える!UR×空想地図づくりワークショップ~」を実施しました。過去20回以上開催している空想地図ワークショップを、今回の企画に合わせてアレンジしたものです。

実施日:2018年2月14日(水) 18:00〜20:30
主催:UR都市機構
会場:COMMUNE 2nd内「IKI-BA」(東京・表参道)

UR都市機構は多くの人にとっては「公団住宅」のイメージが定着しています。しかし、多摩ニュータウンや千里ニュータウンを造成したことによって、住宅建設だけでなく、宅地から市街地、ひいては鉄道も含めた都市全体を造成した実績を持つのはURくらいです。現在はニュータウンの造成や新たな集合住宅の造成はしていないものの、こうした実績から、都市再生や震災復興において、建設やインフラ、道路、技術面や法律面を調整しマネジメントするコーディネーターとなっています。

公団住宅を建てていた時代は、建ててから入居者に届くまでを一気通貫してUR(当時の公団)が行っていましたが、現在は表から見えない縁の下の力持ちとなっています。今回は、URの広報の一環で、空想地図ワークショップを実施しましたが、URとしては、まちや地域に興味を持つ人が増えるきっかけを生み出すことが狙いでした。縁の下に隠れて見えなくなっている面や、URがコーディネートした地域の多種多様さを、空想地図ワークショップによって知ってもらう、というプログラムにしました。

ここまで、5つの異なる街や住宅地の様相を、地図と写真、解説でまとめてみましたが、ここからこれを切り貼り、コラージュして各自で地図を作っていくのです。実際この5箇所は離れていますが、細かく切り刻んで並べると、新たな都市、新たな景観が生まれます。手がつくりあげた、多様な風景を内包する都市の様子を新たに想像することで、都市や風景に対する想像力は膨らむことでしょう。

次回の開催情報

未定ですが、開催する場合はFacebookページ(地理人)でお知らせします。「空想地図を作るワークショップ」のような名称でしたらこのプログラムです。

ワークショップを実施したい団体様へ

詳細はこちらからお問い合わせいただければと思います。

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